くすだの趣味ログ

くすだの好きなものについてぐだぐだ語るブログ。-音楽・読書・映画-

星野源が好きだ。

星野源が好きです。

いつから好きかと言われれば、

SAKEROCKマリンバを演奏していた辺りから好きです。

でも、正直SAKEROCKを聞いていた時は

星野源という人を認識して聞いてはいませんでした。

 

愛してやまないSAKEROCK

ジャズでもフュージョンでもない、

ポップなインスト曲の数々。

トロンボーンがメロディを吹いているところが

とっても好きだったんですよねえ。

わたしが吹奏楽部出身ってのも関係あると思います。

 

 

これなんて、もうね、マリンバ冴え渡ってるわけですよ。

マリンバと絡み合うトロンボーンが最高じゃないですか。

吹奏楽やってた人でうおおおお!と思わない人はいないんじゃないかという曲の数々なわけです。

 

SAKEROCK解散の時なんて泣いてしまいましたよ。

また、最後の最後まで良い曲だったんだよなあ…

ラストアルバムは本当に名盤です。

 

 

メロディがね、ポップなのに切ないんだよね。

と、まあ、話が逸れましたが、わたしはそもそもSAKEROCKの大ファンでした。

 

星野源を語る

星野源もファーストアルバムからずっと聞いています。

今でこそ、『SUN』とか『恋』とかのポップなイメージがあるけれど、

昔はもっと暗ーいような、ちょっとしんみりしたような曲が多かった気がする。

 

もちろん、最近の曲は曲でみんな名曲です。

SUNはマイケルジャクソンに想いを馳せた楽曲。

 

明るくポップだけれど、歌詞には切なさもある。(と思う)

 

とくに

 

祈り届くなら

安らかな場所にいてよ

僕たちはいつか終わるから

踊る いま

 

のところでは、発売当時思わず涙してしまった。

Mステで笑顔で歌う星野源を見ながら

この歌詞を聞いてぼろぼろと泣いた記憶がある。

 

恋については、言わずもがな。

日本中を恋ダンスフィーバーに陥れた、

逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌。

ドラマをほぼ見ないわたしでさえ、話題になりすぎて途中から思わず見たし、なんなら恋ダンスも練習した。

この曲は初めて聞いたのはバイト中の有線。

イントロが流れた瞬間に「あ、星野源だ」と思ったのが懐かしい。

 

ただ、わたしが聞いたきっかけ、好きになったきっかけは正直ポップな星野源じゃない。

しんみりとギターを弾きながら少し暗い雰囲気で歌う、根暗そうな星野源が好きだった。

これなんかは、星野源初期曲の中では有名な一曲。

名曲である。

常人では思いつかない歌詞だ。

好意を持つ相手に対して、「首筋の匂いがパンのよう」なんて歌詞は思いつかないと思う。

「すごいなあって讃えあったり」と歌うが

わたしは自分の首筋の匂いがパンのようと言われても讃えられてるとは思えない。

むしろけなされているのでは…?と不安に思いそうだ。

何もかもが普通では思いつかない、しかもそんな歌詞なのに理想的な恋愛に思える、すごい曲だと思う。

 

他にもファーストアルバム『エピソード』では、いきなり

「殺してやりたい 人はいるけれど」

という衝撃的なスタートを切る曲もある。

今の星野源からは想像もつかない始まりだ。

 

今とはどこか違う初期の星野源

わたしは正直、病気をしたことが一つのきっかけなのかな、と思っている。

 

病気をしてから星野源の曲は明るくなった。

初期よりもポップで、そして前向きになった気がする。

病気をし、一度は活動を休止し、そして再び戻ってきた星野源は、明るさと前向きさを手に入れたように見える。

 

よく、初期が良かった、みたいな意見を言うファンもいますが、

わたしは今のポップな星野源が好きです。

昔の星野源ももちろん好きです。

明るさを手に入れた星野源は輝いて見えて、彼の病気中、一緒に落ち込んでいた日々を考えると今の明るさがむしろ嬉しいくらいです。

もうね、『Week End』とか名曲中の名曲ですよ。

 

最新曲の『アイデア』は、朝ドラで聞いていた時は

「朝っぽくていいね〜」くらいの感想でした。

フルのMVがあがったとき、度肝を抜かれました。

まず、スタジオを移動しながら歌う星野源

背景色は、これまでのアルバムやシングルのジャケットの色。

 

もう、これだけで、「この曲は、ここまでの星野源の集大成なんだ!」と思わせられます。

1番のポップで軽妙なバンドサウンドから一転して、2番はEDM調に。

STUTSがいい味を出してます。

間奏のダンス。

三浦大知振り付けなだけあって、かっこよさが溢れています。

そして、突然の弾き語り!

 

この弾き語り、初期の星野源を思わせます。

コード進行、アルペジオ、歌い方の全てが初期を思わせてきます。

そして、そのあとは、またポップに明るくラストへ!

最近好きになった人も、昔から好きな人も、

全てのファンへ贈る曲のようにも聞こえました。

 

イデアを聞いて、わたしはやっぱり

星野源が好きだ」

と思うことができました。

 

最後に

そんな星野源

アルバム発売とドームツアーを発表。

 

ここまで散々好きだ好きだと話してきたわたしですが、

星野源に一つだけ恨みを持っています。

 

それは昨年のアリーナツアー。

チケット。

 

全て落選!!!!!!!

 

わたし、YELLOW PASS会員ですよ???

なぜそのわたしが最速抽選からラストの抽選まで全て落選し、

「2曲くらいしか知らないけど行ってみたかったから♪」

などとのたまう職場の先輩は、一般応募一回の応募でチケットが当たるんですか!!!!!!!!!

 

世の中理不尽だ!!!!!!!!!!!!!

 

 

今回はドームツアー。

今までのアリーナツアーとはキャパシティも違う。はず。

今回こそはチケットが当たることを祈って、今日はここまで。

 

 

ちなみにわたしは、とくにセカンドアルバム『Stranger』に入っている『季節』という曲が好きなので、よかったら聞いてみてください。

ベースがハマ・オカモトなのでOKAMOTO'Sファンも満足できる一曲。

 

季節

季節