2020年半分過ぎたので
はいはい、久しぶりのブログです。
年明けからコロナで世の中大変なことになっていますね。
わたしもそんな最中で転勤があり、引越しをして、仕事は間引き出勤となり、そして楽しみにしていたフェス、ライブは全て消え去り…
なんだか現実味のない日々を過ごしていました。
そして、自粛中、家にいるから音楽をたくさん聞ける!と、思いきや…
全然聞かなかったんですよね。なんでだろ。
筋トレにハマったとか、そういう話もありますが、それとは別で、自粛疲れじゃないですけど、毎日コロナの報道と自粛を強制されることは心の余裕や娯楽を楽しむ気持ちを奪っていったように思います。
そんな話はさておき、最後のブログ記事が2019年の締め…
もう2020年半分過ぎちゃったので、ここまでで聞いた曲とか書いていきたいな〜と。
昨年までと比べて聞いた曲数は少ないけれど…
あと昨年末に出て、ブログに書いていなかった曲も入ります〜
相変わらず音楽的なことは言わないし、完全に個人的好みを書いていくのであしからず。
乃木坂46 「I see…」
乃木坂46、白石麻衣卒業ソングである「しあわせの保護色」のカップリングです。
4期生が歌っていることと、SMAP感があることで話題になった曲。
そう!SMAP感!!「SHAKE」や「青いイナズマ」にも通ずるあの感じが、この曲にはある、と思う!
わたし親の影響もあってSMAP大好きなんですよね。
だからこの曲が好きなのかも。
Omoinotake 「One Day」
わたしがずっと激推ししているOmoinotake。
年明けの関ジャムで出てきたときには涙を流して喜んだ思い出…
打ち込み感が強いけど、それがいい疾走感を与えているし、サビの時のストリングスもいい。
歌詞のメッセージ性も強くて、まさに、今の状況に対しての思いの丈が詰まった曲だと思います。
claquepot 「finder」
これ、昨年末リリースの曲です。
ついこの間出た新曲もめちゃくちゃかっこいいんですけど、今回はこの曲を。
解釈はいろいろあると思うけど、好きだった恋人と別れて、けどまだ本当は忘れられないし好きで…って曲だと思います。
落ち込んで、立ち直れなくて、すぐには忘れられないけど、でも、ちょっとずつ前を向いていかないとなと思わされます。
Da-iCE 「Yawn」
Da-iCEのニューアルバム「FACE」から一曲。
今回はメンバーのプロデュース曲がメインになっているアルバムです。
その中でもパフォーマー和田颯のプロデュースを選びました。
4つ打ちのダンスチューンで、聞いてると踊り出したくなっちゃう曲です。
ダンスが好きな人は絶対好き!YouTubeにダンスプラクティスもあるから是非見てほしい。
SKY-HI 「そこにいた」
この曲、YouTubeのライブ配信で作ってた時見てたんですよね。
その時はタイミング的なものもあって、ファンの方なんかは泣きそうになったりしたんじゃないかなあ…と…
最初のジャジーなピアノも、歌詞も全部が染みますね。
ゲスの極み乙女。 「私以外も私」
まず、このアルバムだけで4、5時間語れるのでは??と思うくらいの最高傑作なんですがね…
それはまた別の機会にやります。
かつて「私以外私じゃないの」という名曲を出したゲスの極み乙女。が、ついに「私以外も私」という曲を出してしまいました。
世の中を斜に構えて見ていた若い頃から、大人になって人生経験いろいろ詰んで尖りみたいなものがなくなって…この境地なのかな、と。
エレピがいい味出してるんだよ…
語りすぎるとアルバム語りブログ書けなくなりそうだからこの辺でやめときます。
けど、このアルバム、この曲を聴いて久しぶりにゲスの極み乙女。のライブに行きたくなりました。
Official髭男dism 「I LOVE…」
上半期、というより1年通しての最高峰曲では???
あ、個人的な意見を言わせて頂きますと、ドラマ最高でしたありがとうございます。
毎回いいところでかかるんだ…ドラマの内容もだけどこの曲のかかるタイミングが良すぎてね、もうね、めっちゃ泣いた。
あとMVが好きです。
いろんな愛の形を描いていて、好きとか愛っていうのは決められたものがあるわけではないというメッセージも感じました。
LGBT差別みたいなものも考えさせられました、わたし個人の話ですが。
歌詞も良くてね、どこがいいとか言えないくらい全部良くてね…
シンセベースもいい味出しててさ…スタートのホーンで掴まれるしさ…
流行ってるから、とかじゃなく、本当に緻密な曲の作りと心にくる歌詞が素晴らしいので聞いてみて欲しいです。
おわり
思ったより聞いてた、かな〜
前よりもバンドだけ、とかにこだわらずにいろんな音楽を聞くようになりました。
聞かず嫌いが多かったんだな〜と実感する今日この頃です。
2019年聞いた曲リストその②
はい、先日のその①に続きましてその②です〜!
曲多いから分割してたんですが、終わらないのでもう全部ここに載せます。
何度も言いますがこれは個人的によく聞いたなあ、という2019年リリースの曲です。
わたしの好きなミュージシャンやジャンルに偏ってますので悪しからず。
claquepot「ahead」
今年の下半期はclaquepot漬けの日々でしたね…それくらいはまりました。
全曲好きですが、中でも10月にリリースされたこちらが大のお気に入り。
エレピのイントロと打ち込みのサウンドがclaquepotの声とよく合います。
サビの
危ない橋こそ渡れ 石橋を砕いたら飛べ
ここがとても好きです。文学的に素敵な表現だと思います。
他の曲もとても良くておすすめです。
FIVE NEW OLD「What's Gonna Be?」
イントロからインパクト大で何回聞いても聞き飽きない、聞いた瞬間から踊り出したくなる名曲です。
冬よりも春に聞きたい曲だなあと個人的には思います。
このEPはいい曲揃いで、「Please Please Please」も新生活や春先に似合う名曲だと思います。
ベストアルバムには入れ忘れたけど、今年リリースされたアルバムもとってもお気に入りです。
SKY-HI×SALU「Goodbye To The System」
ビバラで見たSKY-HIにここまではまったのはこの曲を聞いたことが大きいと思います。
炎上商法でちょっとした騒ぎになっていましたが、わたしは面白いな〜と思ってましたけどね…
これがヒップホップなのかとかラップなのかとかJ-POPなのかとか、そんなことはどうでもよくなる、とにかくいい曲です。
SKY-HIもだけど、SALUの声とリリックも最高です。
この曲の"System"が何を指しているのか、考えはさまざまだと思いますが、何回リピートしても考えがまとまらない、ずっと考えてしまう、そんな曲。
Saucy Dog「ゴーストバスター」
「いつか」以外聞いたことがなく、ビバラでなんとなく朝イチで見に行ったら大ファンになってしまったバンド、Saucy Dog。
ボーカル石原慎也の胸に熱く響く歌い方が好きです。
落ち込んだ日、自分に自信が全く持てない日、周りの目が気になって沈んでしまう日、そんな時に聞いたら思わず涙が止まらなくなる曲です。
サカナクション「モス」
ベストアルバムにも書いたサカナクションから一曲。
ベストアルバム記事では「マッチとピーナッツ」について書いてたくせに「モス」なのかって感じですが…
でもこの曲は本当によく聞きました。
歌詞についての考察をずっとしちゃう曲です。
ラテン調のオケで聞き馴染みしやすいですが、歌詞はなかなか鋭い内容だと個人的には思います。
長くなるのでここでは書きません。
sumika「Traveling」
sumikaって幸せそうに幸せじゃない歌を歌う天才だと思ってて、そこがめっちゃ好きなんですよね。
この曲はもう、何もかもが好きです。
排水溝に絡まった髪はリアルがすぎる!
全然
いいと思っていないのに
許しちゃう私は駄目だな
って歌詞もリアルがすぎる!好きです。
どうしようもないダメ男と恋愛したことがある人は是非聞いてほしい。
Omoinotake「惑星」
Omoinotakeはボーカル藤井怜央の声が好きです。
中でも「惑星」は歌詞の切なさと声がとても合っていると思います。
歌詞も声もメロもいいんですが、個人的にはサビ裏で鳴っているビブラフォンの音が好きです。
やり直すことはできない、忘れられない恋愛を思い出させる曲。
椎名林檎「公然の秘密」
これぞ椎名林檎!
椎名林檎らしいジャジーな一曲で聞いた瞬間にテンションが上がりまくりました。
曲も歌もダンスも、全てがノリノリで聞けるのに色気たっぷりで…
椎名林檎様一生ついて行きます、と本気で思いました。
ゲスの極み乙女。「キラーボールをもう一度」
ゲスの極み乙女。で、キラーボールといえば、誰もが思い浮かべるのはフェス、ライブでの定番代表曲「キラーボール」でしょう。
もう一度とは?と気になって聞いてみたら「キラーボール」とはひと味もふた味も違う、新たな名曲でした。
ゴージャスなホーンが鳴り響くジャジーな一曲。コーラスもお洒落さと可愛さが相まってとてもいい。
個人的にはピアノの音がとても好きです。
indigo la End「心の実」
昔の忘れられない恋を歌っていると個人的には思っています。
間奏のシンセサイザーがアクセントというか、いいなあ、って。
あと、歌詞の言葉遊びが面白いです。恋の歌を歌いつつ、歌詞は遊んでるなあ、と。
たまには、こんな歌詞もいいですね。
ずっと真夜中でいいのに。「勘冴えて悔しいわ」
ACAねの歌唱力に乾杯です。
難しくなさそうに難しい曲を歌う…天才か…
あとめちゃくちゃエグいピアノなんですよね。ずとまよの曲は全体的にピアノがとんでもないんですけどこの曲も例に漏れずです。
サビ後ろとか、ピアノが結構なポイントで不協和音を弾いてるんですが、違和感なく、むしろそれがクセになる仕上げ方が素敵だと思います。
マカロニえんぴつ「ブルーベリー・ナイツ」
マカロニえんぴつもいろんな曲が好きだけど、ちゃんと聞くようになったきっかけはこの曲。
ピアノのイントロで始まるところが好きです。
来年はもっともっと、いろんなところで聞けるようになると個人的に思っているバンド。
Official髭男dism「Rowan」
髭男なら今年は「Pretender」かなあ、と思ったし実際めちゃくちゃ売れてストリーミング再生数も記録更新だしいい曲なのは間違いないんですけど…
アルバムがリリースされてから、この曲を1番聞いたのでアルバム曲だけどあげときます。
ギター小笹大輔初の作詞作曲。アレンジャーにillicit tsuboiを迎えていることで今までの髭男とは少し違う魅力が引き出されていると個人的には思います。
歌詞が、切なくて好き。
おわり
疲れたし思い出せないのでもうこの辺でやめます。
シングル曲とかアルバム曲とかあんまり考えないで書きました。
2019年、あんまり書いてないけど読んで頂いてありがとうございました。
2020年もよろしくお願いします。
2019年聞いた曲リストその①
先日、私的ベストアルバムについて書いたので、ついでにアルバムではなくよく聞いた曲も書き出してみようかと思います。
アルバムを出さなかったミュージシャンもいますので…
これはランキングとかでは全くなく、今年リリース・配信された曲の中でよく聞いたなあ…というものを挙げただけです。
順番も思いついた順です…
「あ、これわたしもよく聞いたわ!」とか「へえ〜こんな曲あったか〜」くらいの感じで読んで頂ければ幸いです。
ちなみにわたしはspotifyを利用していて、基本的にspotifyで音楽を聞いてますので紹介もそちらを使いたいと思います。
CD買ったのももちろんあるけどね〜
YouTube等にMVあるものもあるので、もし興味持って頂けた方でspotifyユーザーでない方は他の配信等で調べてください…すいません
SIRUP「Pool」
私的ベストアルバムにも出したSIRUP「FEEL GOOD」から一曲。
この曲ほんとーによく聞きました。
SIRUPはついつい踊り出したくなる曲ばっかりなんですが、こちらも例に漏れずです。
ビートの刻み方がめちゃくちゃ最高です。
OKAMOTO'S「偶然」
こちらもベストアルバムに出したOKAMOTO'S「BOY」からの一曲。
アルバム唯一の漢字タイトル曲で唯一のコウキボーカル。
イントロのフルートがいい味を出してるし、ホーンセクションもバンドサウンドとよく合っている。
ボーカルもオカモトコウキの声だからこそのいいマッチング感。この曲に関してはオカモトショウの声では成立しなかった曲だと思う。
AAA「BAD LOVE」
実はAAAの曲をちゃんと聞いたことが今までなかった。
SKY-HIのファンになったことで、彼が所属するグループの曲を聞いてみるか〜と思い、MVが公開された時になんとなく聞いてみて、出会ってしまった…と思ったわけです。
5人のボーカルがいい具合に噛み合っているし、ラップで終わるのが新鮮で素敵です。
あと男性4人の中に加わる宇野実彩子の声がめちゃくちゃいい。
このオケで歌ってるって凄いと思うんですよねえ…めちゃくちゃ難しい格好いい曲だと思います。
Da-iCE「FAKE ME FAKE ME OUT」
Official髭男dismの藤原聡が楽曲提供した一曲。
大人な、少しミステリアスな曲で、聞けば髭男だ…とわかりつつもしっかりDa-iCEに合わせてきているのがさすがです。
個人的にはTell Me Babyと対になる曲みたいにも聞こえて面白いなと思います。
あとこの曲を歌いあげるボーカル2人の歌唱力と、コレオグラファーに迎えたs**t kingzによる振り付けのマッチ感も最高です。
パフォーマー含めた5人のダンスと表現力も最高なので是非MVを見てほしい。
星野源「Ain't Nobody Know」
星野源とTom Mischで最高じゃないわけがなかった…
このEP、本当に全曲最高なんですがこの曲は1番のお気に入りです。
歌詞についてもいろいろ考えちゃうけどここでは語りません…長くなる…
ただ、"ふたり"の時間を語り、誰も知らねえよとタイトルで毒づいてみせるこの曲がわたしは大好きです。
あと松重豊と星野源が仲良しこよしでお喋りしてるリリックビデオがめっちゃ好き。
おわりに
思ったよりたくさん聞いていたようなので分割していきたいと思います。
その①でリストアップした5曲はいかがでしたでしょうか〜〜
趣味が合いそうな方はTwitterに普段生息していますので仲良くして頂ければ幸いです。
〜その②につづく〜
2019年私的ベストアルバム
今年はやろうかなあ、と…
本当はブログじゃなくて、Twitterにアルバムのジャケットまとめたやつとメモ機能で載せるやつにしたかったんですが(語彙力)、画像1枚にまとめる方法がわからなかったのでこっちにします…
あくまでも、わたしが好きでよく聞いたアルバムです。
音楽的な完成度とかはわからないので、わたしが好きだった、という理由で選んでます。
あと順位とかはつけません。順不同です。
より多く聞いたものほど後になるように書いてはいますが…
洋楽もたくさん聞いたんですが、とりあえず邦楽でまとめます。
洋楽もできたらやろうかな…Twitterに書くかも…
SIRUP 「FEEL GOOD」
日常生活でずっと聞いていられるのに、どこかクラブっぽい…それがSIRUPの魅力かなと個人的に思っています。
どの曲も落ち着いて聞けるのに、思わず踊り出したくなる。
個人的には"Pool"で始まって"LOOP"で締める、シャレが効いているところが好きです。
向井太一「Savage」
向井太一はアルバムが出るたびに、ジャンルレスで振り幅がすごいな…と思うし、歌が上手いな…と思うんですけど、今回も例に漏れず。
でも、今までよりシティポップさやチルさが抜けてEDMとオルタナティブっぽいようにも感じました。
あと、個人的に、この人の声が好きです。
OKAMOTO'S「BOY」
果てしなくロックンロール。
懐かしさも感じる曲や、レッチリ味を感じる曲もあったりで聞いていてにやにやしちゃうアルバムでした。
個人的にはちょうど間にコウキボーカルの"偶然"が挟まる流れが好きです。
オカモトコウキ 「GIRL」
OKAMOTO'Sのギター、オカモトコウキのソロアルバム。
アルバムから先行配信されていた"LETTER"がとても良かったので期待していたけれどめちゃくちゃ良いアルバムですよね…
シティポップとUKロックが織り混ざったようなサウンドとオカモトコウキの声が好きです。
サカナクション「834.194」
ファンが待ち焦がれてもはや諦めかけていた、待望のオリジナルアルバム。
既存曲が多い中でこれだけインパクトの強いアルバムになってるのが凄いと思うし、アルバム曲が強い。なんというか、強い…
"マッチとピーナッツ"のこれぞサカナクション感が好きです。わ、わかりますか…
椎名林檎「三毒史」
まず椎名林檎の好きなポイントとして曲のタイトルの付け方があります。
「三毒史」の全部のタイトルの文字数が揃ってるのも例に漏れずでめっちゃ好きです。
どの曲も聞けば椎名林檎とわかる独特の世界観があるし、交互に単独曲とコラボ曲が入るのも洒落てるな〜と。
どのコラボ曲も正反対なコラボに思えるのに、椎名林檎の曲となっている点が最高です。
ずっと真夜中でいいのに。「潜潜話」
前々から思っていたけどやっぱり、バックの演奏がとんでもないのとACAねのボーカル力の高さが尋常じゃない。
待ちに待ったアルバムも、全曲いい。
脳裏上のクラッカーから始まるのが最高にインパクト強くて…
曲の流れも好きなポイントなアルバムです。
Official髭男dism「Traveler」
ヒゲダン最高傑作が更新されてしまったアルバム。
"Pretender"が売れまくって紅白も出るヒゲダンのアルバムはやっぱり最高でした。
全曲いいんだけど、"Travelers"で締めるのがずるいなあと思います。
indigo la End「濡れゆく私小説」
今回選んだアルバムの中から1番を決めろと言われたらヒゲダンと迷うけどもこのアルバムを選ぶと思う。
それくらい、このアルバムは素晴らしいアルバムだったと思います。
インディゴは恋愛ソングが抜群にいいとは常々思っていましたがこのアルバムは極上の切ない恋愛ソングが詰まっています。
"花傘"のイントロを聴いた瞬間に掴まれました。
全曲最高、何度もアルバムをループして聴きたくなる最高のアルバムだと思います。
インディゴ最高傑作だと個人的には思います。
おわり
まとめてみて思ったけど、捨て曲のないアルバムほどいっぱい聞いたな〜
Official髭男dism『Traveler』が最高すぎる件。
いまさらだがOfficial髭男dismの『Traveler』が最高すぎる。
発売から約1ヶ月。
1ヶ月聞いても聞き飽きない最高のアルバム。
前作『エスカパレード』もジャンルが多岐に富んだ、とても良いアルバムだった。正直、これを超すアルバムなんてあるのかと思ったほど良いアルバムだった。
だがしかし。
『Traveler』はヒゲダン史上と言っても良いほどの、最高傑作だと思う。
アルバムに優劣なんてないけれど、わたしの中では前作をも超す最高傑作アルバムだ。
というわけで、今回は『Traveler』のお話をちょっとしてみたいと思う。
少し話は変わるが、わたしが「良いアルバムだな〜」と思う時って大体シングルカットされた曲じゃない、アルバム曲で好きな曲が何曲もある時だ。
名曲が潜むアルバムが個人的に好きです。
今回の『Traveler』も例に漏れずというか、とにかくアルバム曲がいい。
もちろんシングル曲も良い。
Stand By Youなんていまやライブやフェスの定番曲。会場全員で「お〜おおお〜」と歌う時は感動するものです。(表現力…)
Pretenderなんて未だに勢いが凄くて、ストリーミング再生回数で歴代一位を記録するほどだし。
宿命では音楽ファン以外の、野球ファンにも知られるようになった。
他にも良いシングルはある。
タイアップ曲も合っていてとても良い。
けれど、何回でも言いたい。
『Traveler』はアルバム曲が最高であると。
というわけで今回はシングル曲を除く、アルバム曲の感想を述べて終わりたいと思う。
Stand By Youのカップリングだったamazingは今回は除きます…
イエスタデイ
『Travelers』のオープニングを飾るイエスタデイ。
映画「HELLO WORLD」の主題歌にもなり、TVでもバリバリ流れている一曲。
宿命に続いての蔦屋好位置プロデュース曲だが、宿命以上に蔦屋好位置がハマったな、と個人的に思う。
イントロのストリングスとピアノの絡みが聞いていて最高に気持ちいい。
Aメロのメロの裏で聞こえるピチカートもいい。
この曲の魅力って、サビで下がるところにあると思う。
普通、音楽って盛り上げたかったら上がっていくじゃないですか。
けれど、イエスタデイはサビで下がるのだ。
「遥か先で 君へ」で一回上がるんだけど、そのあとの「狙いを定めた恐怖を どれだけ僕ははらい切れるんだろう?」で思いっきり下がる。
この下がる部分でそのあとの上がる部分が際立つように思える。
あと、Pretenderでも好きだったラストのコーラスがこの曲にもあってめちゃくちゃ好きです。
未来の僕は知らない だから視線は止まらない
謎めいた表現技法 意味深な君の気性
歌詞もコーラスもめちゃくちゃ最高じゃん…?
邪魔じゃない、むしろ最後の最後で最高のアクセントを加えるコーラスメロ…
Rowan
ギターの小笹大輔作詞作曲の一曲。
コード進行が丸の内サディスティック進行で、個人的にはこのコード進行大好きなので、まさにひとみみぼれしました。
サウンド面で言えば、illicit tsuboiのアレンジがまた絶妙。
ヒップホップ系のアレンジが多い方とのコラボは新しい一面が見えるなあと。
ギターの切なさ、エレピの深夜感、ベースと打ち込みと生音の中間のようなドラムのグルーヴ感。
最高に好みです。
あと歌詞が切なすぎませんか…
全ての歌詞から切なさが溢れているんですが、初聞きで涙をぼろぼろ流したのはやはりサビ。
分かりあってるつもりになって
いつの間にかすれ違って
だけど僕ら何処へも行けなくて
思いあってるつもりになって
いつの間にか傷つけあって
痛みだけでも君に残したかった
多分高校生くらいの頃なら理解出来なかった…
でも今ならこの歌を聞いて思い出す恋愛とかあったりするんですよね。
痛みだけでも残したい、どうにか少しでも記憶に刻みつけたい、そんな感情を人間は皆誰しも持っていると思います。
もう少し歳を重ねたらまた、感じ方が変わりそうな曲。
この曲だけでブログ書けそうなくらい好きなのでいつか書きます。今回はここまで。
最後の恋煩い
ホーン隊バリバリのファンキーチューン。
こういう曲を聞くと藤原聡がどれだけEarth,wind&fireが好きだったのかわかる。
リスペクトが感じられますよね。
サウンドがファンキーチューンなのに対して歌詞はヒゲダン恒例の「一生一緒に生きていきましょう」ソングというのがまた面白いところ。
『レポート』の「犬かキャットか死ぬまで喧嘩しよう」や『エスカパレード』の「115万キロのフィルム」のシリーズですね。
生前贈与が歌詞に出てくる曲を初めて聞きました…
個人的には
最後の意味がすり減ってゆくこと
幸せの意味みたいに 思えた 僕ら
が最高に好きです。
最後の恋煩いを始めようってめっちゃ良い歌詞だよな…
ビンテージ
あいのりの主題歌。
この曲が本当に本当に最高なんです…
まずコーラス始まりの時点で最高なんです…
そしてそのコーラスのバックで鳴るエレキギターがアクセントになっている。
この曲全体的にギターが秀逸だと思う。曲にいい味を出しているのはエレキギターの音です絶対。
サビのバックのコーラスもとてもいい。何がいいのかわからないけどとにかくいい。
歌詞もいい。
キレイとは傷跡がないことじゃない
傷さえ愛しいというキセキだ
ハッとさせられました。あとめっちゃ泣いた。
人間、取り繕いたくなるものだし自分の弱いところは隠したいものだけど、そういう部分も大事なんだよなあと思う、そんな一曲。
旅は道連れ
ベースならちゃん作詞作曲!
スタートから楽しい曲。チーン!って始まるのが最高に好きです。
音でいうと、サックスがめちゃくちゃかっこいい。
サックス好き必聴です。ライブでならちゃんサックス吹くかな〜って楽しみになっちゃうやつ。
あと、メンバー全員が歌っていて、全員の歌声を楽しめるのでファンはたまらないと思う。
052519
これの話をすると必然的にPretenderの話になってしまうから少しで終わる。
Pretenderと曲間が全くなく、イントロが伸びたような、前奏のようにも聞こえる。
これからPretenderがくるぞ…!という、なんていうんだろう、高まる…みたいな…
アニメのシュタゲに関係があるらしいが、わたしはアニメに疎くてその辺はあまりわからない…
ラストソング
ラストソングを最初に聞いたとき、わたしの印象はズバリ"大団円"だった…
なぜかというとイントロが終わりと壮大さを感じさせるから…
ただ歌詞を聞くと、少し寂しい曲にも聞こえるのだ。
いろんな場面に当てはまると思う。
ライブ終わり、学校祭などのお祭りの終わり…
今日が終わるのが 悲しいから
朝日よ2度と出てこないでと
時計をぎゅっとつねったら 慰めの音がしたよ
まだ遊びたりないよ もっと歌いたいのにな
個人的な話をすると、会いたいけれど一生会えない友人がいまして。
その友人の夢を見た日を思い出して、ぼろぼろ泣きました。
いろんな人の場面に合う曲だなあ。
Travelers
音が少し遠いような、少し割れたような音の弾き語りから始まるこの曲は、2分くらいしかないのに鮮烈な印象を与える。
ラストソングは『レポート』の「Trailer」のような曲だとも思っていて、でもそこで終わらずにこの曲が最後にあるのがこのアルバムのミソ。
ほぼ弾き語りだけれど、「Travelers」のところでハッとさせられる。
再会の信念が自分を大きく変えた
これは これは その繰り返しの人生の記録だ
この歌詞にどんな意味があるのか、わたしにはわからない。
音楽を信じて曲を作り続けるヒゲダンの記録という意味にも取れるけれど、感じ方は個人個人。
さあ そろそろ行こうか
と言われるとついアルバムを最初から聞いてしまうし、「そろそろ行こうか」に暗喩的な意味を感じてしまうのはわたしだけでしょうか。
ヒゲダンが今後も、想像もつかないような音楽の世界に連れて行ってくれることを信じつつ、今日はこの辺で。
にわかでもにわかじゃなくてもどっちでもよくない?
3,4ヶ月に一度の頻度で更新されるブログがひさびさの更新です。
このままだと、下手したら半年に一回になってしまいそうです。
そんな久しぶりのブログは、ここ最近、というか何ヶ月か考えていたことをちょっと書きたいなと思います。
先に言っておきたいのは、これはわたしの完全なる個人的な見解であるということ。
考え方は人それぞれだと思っているし違う考え方の人を批判する気はさらさらないです。
じゃあ、なんでちょっと批判めいたこんなことを書くのかというと、この"にわかファン"かどうかで相手を批判したりマウントを取ろうとする人が多いなと思ったから。そしてそれが見ているだけで不快だったから。これに尽きる。
そもそも"にわか"とは
"にわか"とは…
辞書を引くと
①物事の急に起こるさま。だしぬけ。突然。すぐさま。
②かりそめであるさま。臨時的。一時的。
③病気が急変するさま。
といった意味がある。
で、一部の音楽ファンが他の相手を批判する際に使う意味としては②の意味で使ってるんだと思うんですよね。
よく聞く「にわかファン」とか「にわかのくせに」とかってやつ。
じゃあ、じゃあですよ。
わたしずっとずっとずーーーっと不思議なんですけど、
誰がどうやって"にわか"かどうか決めんの?
例えば。
わたしはOfficial髭男dismや星野源、indigo la Endといったバンドや歌手が好きです。(もちろん他にもいろいろ好きだよ。最近はDa-iCEが好き)
「ヒゲダンを好き!」って人がいたとして、「じゃあどの曲が好きなのー?」って話になったとする。
そこで「ノーダウトやTell Me Baby、Pretenderが好きです!最近は宿命いいよね〜」って答えた人は"にわか"なの?ってこと。
え、いいじゃん?
だって、いい曲よ?ノーダウトもTell Me BabyもPretenderも宿命もいい曲よ?
かくいう君も好きだろ???って話なんですよ。
宿命のプレミア公開見て君も感動したりしたんだろ?と言いたいわけですよ。
じゃあ、何、イコールとかダーリン。とか雪急く朝が来るとか、はたまたデビュー前に島根でやってた頃の曲でも言ったら"にわか"じゃないのか?
星野源だって。
「SUNや恋やFamily Songが好きです!」って言った人は"にわか"で、「ばらばらや布団が好きです!」って人は"にわか"じゃないのか?
いやいや、絶対そう批判するあなたも恋ダンスしたでしょ?
インディゴもそう。
「名もなきハッピーエンドや瞳に映らない、夏夜のマジックが好き」って人は"にわか"で「秘密の金魚や白いマフラー、カップリングの24時、繰り返すが好き」とでも言えば"にわか"じゃなくなるのか?
いーやいやいや、インディゴが出るフェスで聴きたい曲No.1はなんだかんだで夏夜のマジックでしょう?
この3つの例で何を言いたいか、というとですね。
これってめちゃくちゃくだらなくないですか?
ってこと。
だって、みんな好きじゃん。有名な曲も好きだし、ライブやフェスでやったらテンション上がるでしょう?
この3つの例も今わたしが適当に思いついた曲を挙げてみたけれど、これでさえ「いやいや、にわかじゃない方有名じゃん、にわかだわ〜」とか言い出すんでしょ?
いや、知らんがなって感じじゃないですか。
お前の基準とか知らんがなっていう。
いわゆる"古参"ぶって新しくファンになった人を批判してマウント取ったり、自分の中の基準だけで人を"にわか"かどうか区別してバカにしたような言い方をするのって、めちゃくちゃくだらないしかっこ悪いんじゃないかと思う。
みんなで仲良くしようよ
まあ、一番言いたいのはこれ。
"にわか"で批判してマウント取る人って、新しいファンを毛嫌いするきらいがある気がします。(そうじゃない人ももちろんいるんだと思ってます)
でも冷静に考えて欲しい。
どんなバンドもどんなアイドルもどんな歌手も、新しいファンが増えていかないと音楽では食っていけないのだ。
それはつまり辞めることにつながってしまう。
好きなら、辞められたくないはず、続けて欲しいはずだ。
いつまでも小さいハコで見ていたい?その気持ちもわかる。距離が近いしね。
でも、いつまでも小さいハコでしかできないミュージシャンは潰れてしまう。プロはそこまで甘くない。
本当にそのミュージシャンが好きなら、ヒット曲から入ってきた新しいファンを歓迎していくべきなんじゃないか、とわたしは思う。
それに、自分が新しく誰かのファンになった時にも公言しにくくなっちゃうんじゃないかなーとも思うんですよね。
なにかのタイアップ曲から好きになった時に、自分が批判し、マウントを取っていたいわゆる"にわかファン"になることができない。
だからね、仲良くしましょうよ。
音楽が好きな人に、"にわか"も"古参"もないじゃないですか。
知っている期間が、知った時期が違うだけ。
早くから知っている人は「これもオススメなんですよ!よかったら聞いてください!!仲良くしましょう!!!」でいいじゃないですか。
無理にファン歴なんかで上に立とうとしなくていいじゃないですか。
って思うんですよね〜〜
チャットモンチーは青春だった
大変久しぶりの更新となりました。
年度替わりやらなんやらで忙しく…
と、言い訳しつつ、実のところは更新めんどくさくなってただけです。
2019年は、今のところユニゾンと星野源のライブに行きました。
ユニゾンはZeppで最前、星野源はセカンドステージの目の前と最高のポジションをゲットし幸先のいいライブスタートです。
が、しかし。
わたしはライブ中の感動がすごすぎて言葉に出来ないというか、セトリとか感動しすぎて順番覚えたりできないんですよね…なのでライブレポはしないです。いつかできるようになりたい。
今日はなんとなく思い立って久しぶりにチャットモンチーを聞いたら、高校生の頃の気持ちみたいなものが蘇って、うわああああ!ってなったのでチャットモンチーの話でも。
チャットモンチー
言わずと知れた、ガールズバンドの代表バンド。
2005年に『chatmonchy has come』でメジャーデビューし、昨年2018年に解散しました。
わたしが好きになった頃は、橋本絵莉子、福岡晃子、高橋久美子のスリーピースでしたが、2011年に高橋久美子が脱退してからは2人での活動でした。
代表曲はやっぱりシャングリラでしょうか。
風吹けば恋も、誰もが耳にしたことのある一曲だと思います。
チャットモンチーは青春だった
当時、ガールズバンドはあまり多くなくて、わたしみたいなバンドやりたい女がコピーするといえばチャットモンチーだったと思います。
他にもSCANDALとかドラムが男性ではあったけれどGO!GO!7188とかバンドはいました。
あと、バンドじゃなくてもコピーできるバンド調の曲は結構あって、実際自分も木村カエラのコピーバンドとかもやってました。
でも、やっぱり、女子ボーカルでバンドやろ!となると=チャットモンチーだったなと。
じゃあ、なんでチャットモンチーだったのか?
まず、GO!GO!7188に関しては、わたしの周りではちょっと影が薄かったから、これに尽きます。(ファンの方、ごめんなさい!)
ただ、解散が2012年でちょうど高校生活真っ只中。わたしの世代とはちょうど噛み合わなかったのもあって、コピーすることがなかったのだと思います。
実はわたし、コピーしたことあります。2曲ほど。
ただ、好きだったかと言われると、うーん…
バンドって感じがあまりしてなかったんですよね。雰囲気のギャルっぽさが敬遠してた理由かと思います。
その点、チャットモンチーって完璧でした。
3人のラフなビジュアル。わたし達みたいな、普通の子が家から出てきました、みたいな服装はとっつきやすかった。
えっちゃんの素朴な可愛さ、声も可愛い、ってところには憧れた。
ギターもベースもドラムも聞いてる分には簡単そうなのに弾いてみると意外と難しい。
けれど、高校生も頑張って練習したらなんとか弾けるレベル感。完璧には出来なくてもなんとか形にはできる。(完璧なレベル感を狙うとチャットモンチーって実は難しいですよね)
なんとかギリギリ手が届くし、親しみやすさもあって、全てが高校生の自分には完璧だったなあと、今になって思います。
そんなこともあって、わたしにとっての高校生活、青春はチャットモンチーでした。
20代半ばに差し掛かろうとしている年のワタクシ…同じように青春時代=チャットモンチーという方は他にもいるのではないでしょうか。
チャットモンチーおすすめ曲
そんなチャットモンチーと共に青春時代を過ごしたわたし。
最後に個人的に好きな曲を並べて終わろうと思います。
染まるよ
夜道を歩くことや、煙草の語感、当時まだ子供だったわたしには憧れが詰まっていて、それと同時によくわからない切なさがあってとても好きな曲でした。
今になって聞くと、切なさがこう、実感として響くというか、まだ20代前半?半ば?ですけど、高校生の頃よりも色んな経験をしたからこそ響く歌詞で、やっぱりとても好きです。
1人で夜、お酒飲みながらこの曲聞いたら涙出ます。
世界が終わる夜に
今はもう、諦めることも覚えたし、無性に苛々してどうにかなりそうな時にはお酒に頼ったり自分の中でどうにか消化できるようになりましたが、それこそ高校生の頃は、訳もなく泣き叫びたくなったり苛々したりする日がありました。わたしにもそんな時代がありました。
そんな時に聞いていたなあ、と。
「愛という名のお守りは 結局からっぽだったんだ」や「わたしが神様だったら こんな世界は作らなかった」という歌詞に自分の気持ちを重ねていたように思います。
大人になった今は、仕事で理不尽なことがあった日やどうにもやる気が出なくて自己嫌悪に陥った日なんかにお酒を飲みながら聞くと良さそう。
真夜中遊園地
これね、高校生の頃チャットモンチーで1番好きだったんです。
全体的に高揚感があって聞いてるだけでワクワクしたし、サビの歌詞とバックの演奏がマッチしてて、本当にジェットコースターに乗っているかのようなスリルとドキドキを感じられて。
部活にも飽きていて、勉強ばっかりの毎日につまんないな〜と思っていた時にたくさん、たくさん聞いていました。
今聞いても高揚感があってとても好きです。
ただ、今の年齢になって聞くと染まるよとかの方がぐっとくるんだよなあ。年齢的なものか。
湯気
湯気も、高校生の頃めちゃくちゃ聞いていました。
聞いていた理由は、真夜中遊園地とおんなじような理由で、あの頃はこういうちょっとテンポの速い曲が好きだったんですよね。
テンション上がる!みたいな理由で。
あと、歌詞の内容が教室や数学が出てきたりして本当に学生の自分にぴったり合っていたのも好きだった理由かも。
ちょっと切なくて可愛い恋愛という内容なので、心が若返りたくなったら聞いています。
以上、わたしの青春時代、チャットモンチーについてでした。
きっと誰にでも青春時代の曲や歌手、バンドがいるんだろうな〜〜